今の仕事を辞めたいと思っている人はたくさんいます。
しかし、様々な事情で中々退職に踏み出せない人もいるのです。
では、仕事を辞めたい、あるいは向いてないと感じたら、一体どうすれば良いのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
仕事を辞めたい&辞める人は非常に多い
今の時代は、仕事をすぐに辞めることは珍しくなく、中には1日目で退職を決意する人もいるのです。
そのため、
「仕事を辞めるのは悪いこと」
という考えを持つ必要は一切ありません。
しかし、辞めたいと思った瞬間に退職届を提出するのではなく、本当に自分にはその仕事が向いていないのかを確認する必要があるでしょう。
本当に今の仕事が向いていないか確認する方法
今の仕事が向いているか向いていないかというのは、これから紹介する項目に当てはめて考えると比較的簡単に判断することができます。
やりがい
まずはやりがいです。
その仕事に対してやりがいを感じているかをしっかりと考えてみるようにしてください。
とはいえ、
「辞めたい」
と思っていると、どうしてもやりがいを思い出せなくなってしまいます。
そのため、できるだけ気持ちをフラットにしてから、やりがいがある仕事なのかどうかを確認してみるようにしましょう。
将来のイメージ
続いては将来のイメージです。
その仕事をずっと続けたとして、自分はどうなっているでしょうか。
将来は今よりもレベルアップして、昇進をしているでしょうか。
確かなことは誰にもわかりませんが、できるだけ具体的にイメージしてみることが大切になります。
そうすることで、本当の自分にその仕事が向いているのか、そうでないのかをはっきりさせることができます。
自己実現
その仕事が自分のやりたいこととマッチしているのかを考えることも大切です。
中には、やりたくない仕事をずっと続けている人もいますが、歳を取ってから後悔してしまう可能性があります。
そのため、
「その仕事を続けて自己実現ができるのか」
ということを具体的にイメージしてみることをおすすめします。
尊敬できる人
その職場に尊敬できる人はいるかどうかを思い出してみましょう。
・自分のことを気にかけてくれる人
・仕事の面でも人間性の面でも信頼できる人
このような人がいるのであれば、しばらくは続けてみる価値があるでしょう。
仮に一人もおらず、毎日がつまらないと考えているのであれば、もしかしたら退職をするタイミングなのかもしれません。
やりたい仕事
仮にその仕事を辞めたとして、他にやりたい仕事があるのかどうかを確かめるのも大切な事です。
これがないと、仕事を辞めたとしても再就職に時間がかかってしまう可能性があるのです。
また、運よく再就職ができたとしても、きっと同じような考えになってしまい、退職をしてしまうことになるでしょう。
仕事を辞めたいと思った人がするべきこと
では、仕事を辞めたいと感じた場合は、一体どのような行動を取るべきなのでしょうか。
しばらく様子を見る
まずはしばらく様子を見るということが大切です。
例えば、新入社員として入社した人は、仕事がつまらないと考えてしまいがちです。
しかし、ある程度仕事に慣れる事ができ、成果を上げられるようになると、逆に仕事が楽しくなる場合があるのです。
そのため、辞めたいと思ったとしても、しばらくは様子を見ながら働き、一定期間が経ってもその考えが変わらなかったり、耐えられなくなったりした場合には、退職に向けて行動していきましょう。
仕事を辞めても食べていけるかを考える
仕事を辞めたとしても、生活をしていけるのかどうかを考えることも大切です。
貯金があれば、しばらくは生活をしていけるかもしれませんが、仮に貯金がない、あるいは少ない場合は生活に困窮してしまう可能性もあるのです。
そのようなことを避けるためにも、ある程度の貯金ができたら退職をするようにしましょう。
転職活動をする
仕事を辞めたとしても生活ができるようにするためには、退職をしてから就職先を探すのではなく、会社に所属しながら転職活動を行うことが大切になってきます。
そうすることで、退職と同時に新しい仕事を始めることができるため、ロスタイムを減らすことができます。
そのため、次の月からも給料を貰うことができ、安心して生活をしていくことが可能となるのです。
まとめ
仕事を辞めたいと感じるのは全く悪いことではありません。
誰にでも向き、不向きはありますし、嫌な仕事を続けていること自体がデメリットになります。
ただ、辞めたいと思った瞬間に行動してしまうと後悔する可能性がありますので、今回紹介した手順で本当に退職をすべきなのかを考えてみることをおすすめします。
そして、退職をすると決意した場合には、できるだけ転職先を見つけてから退職をすることをおすすめします。
そうすることで、生活に困ることなく職を変えることが可能となるのです。