仕事でうつになってしまう人は意外とたくさんいます。
しかし、自分の体を壊す程悩んでいるのであれば、今すぐ会社を辞めるべきです。
この記事では、自分に合わない会社を辞めることのメリットについて詳しく解説していきます。
1つの会社が全てではない
まずは1つの会社が全てではないということを覚えておきましょう。
今働いている会社で、
・結果が出ない
・楽しくない
・いじめられている
という状況でも、次の会社で同じようになるとは限りません。
そのため、まずは自分には選択肢が無限にあるということだけ頭に入れておいてください。
なぜ日本人はうつになるまで頑張るのか
日本人は比較的仕事でうつになってしまったり、体を壊してしまったりすることが多いです。
その理由としては、
「我慢が美徳」
と考えられているからです。
日本人には嫌な事があっても、辛いことがあっても我慢することが大事という考え方が定着しています。
もちろん、大人である以上多少の我慢が必要になる部分も出てきます。
しかし、うつになる程我慢するのは美徳でも何でもありません。
このことを正しく理解することが大切です。
合わない仕事を辞めるメリットは?
では、自分に合わない仕事を辞めると一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
ストレスから解放される
まずはストレスから解放されます。
毎日仕事に行かなければならないというプレッシャーから解き放たれるため、精神的に楽になるのです。
そうすることで、心身共に健康的な状態に戻すことができるため、新たな出発をすることができるようになります。
モチベーションが上がる
そしてモチベーションも上がります。
嫌な仕事から解放されると、それだけでやる気が出る場合があり、次の仕事へのモチベーションを向上させることが可能となるのです。
もちろん、かなり精神や肉体が消耗してしまっている場合は、一時的に休息を取る必要があります。
この期間で精神をリセットすることができれば、新しい気持ちで再挑戦することができるようになるでしょう。
適職に出会える
続いては適職に出会えるということです。
うつになっている、あるいはなりかけている人の場合は、その会社で働くことに使命感を持っている人もいます。
そのため、自分の適職について勘違いしてしまっている人もいるのです。
しかし、一度その会社を辞めて、他の会社に就職すると、
「こんなに楽しい仕事もあるんだ」
「人間関係が良い職場って本当にあるんだ」
と、今までの価値観や考え方を払拭することができ、適職に出会える可能性があるのです。
仕事が合わないと思ったらどのタイミングで辞めるべき?
では、仕事が合わないと感じた場合は、どのタイミングで辞めれば良いのでしょか。
うつになる前
まずはうつになる前です。
これは基本中の基本です。
体や心を消耗し続けてしまうと、立ち直るのに時間がかかってしまう程のダメージを背負ってしまう可能性があります。
このようなことを防ぐためにも、体や気持ちに異常を感じた場合はできるだけ早く退社することをおすすめします。
やりたい仕事ができた段階
やりたい仕事が見つかったタイミングも、転職には最適な時期だと言えます。
というのも、人生は一度きりですから、やりたくもない仕事をしてうつ病になるのは人生の無駄塚と言えます。
そのため、やりたい仕事をして充実した人生を送れるように自分を誘導してあげることが大切になります。
ただ、逆にやりたいことがない場合は、何の計画もなしに退職してしまうのはあまりおすすめできません。
なぜなら、生活が懸かっているからです。
精神的に追い詰められているのであれば話は別ですが、
「やめたいな」
と軽く考える程度であれば、やりたいことが見つかるまではその会社に所属していることをおすすめします。
そうすることで、毎月固定給を貰うことができますから、何とか生活をしていくことができます、
そして、
「これだ」
と思う仕事が見つかったら、後腐れなく退職し、次の人生を歩みましょう。
お金が貯まったら
転職をする場合は、お金を貯めておくことが非常に大切になります。
なぜなら、退職をして次の会社の面接を受けるとしても、必ず合格するという保証はないからです。
特に今のご時世では、企業も採用活動をストップしてしまう可能性が高く、自然と倍率が上がってしまうことがあるのです。
そのため、数か月分の生活費を貯めて置き、仕事がない状態がしばらく続いても生活ができるように準備をしておくことが大切になるのです。
まとめ
仕事でうつになるくらいなら、すぐに辞めて新しい会社を探す方が賢明です。
特に正義感や使命感が強い人は、我慢をしすぎてしまう可能性があり、うつ病などを発症してしまいやすくなるのです。
自分に合っていない仕事を辞めると、今回紹介したような様々なメリットを得ることができますので、どうしても耐えられないと毎日思っているのであれば、転職を考えてみることをおすすめします。